プロジェクト概要

「絵や彫刻は目で見ることしかできないのでしょうか?触れて、聞いて、様々な角度から『手でみる』ことについて一緒に考えてみませんか。」

触れて鑑賞する彫刻や絵画についてレクチャーとワークショップを継続・発展させ、視覚に障がいのある人もない人も楽しめる講演会と展覧会、盲学校との連携プロジェクトをおこなってきました。

中でも、講演会では触覚で彫刻を鑑賞することで知られるオメロ美術館(イタリア)講演・アンテロス美術館の講演など、国内に留まらず、広い視野で示唆してくださる講師を招いてきました。

展覧会では盲学校児童や大学生、彫刻家の触れられる作品や資料を展示し、『手でみる』アプローチの魅力に迫るように、参加者も来場者も一緒に考えるきっかけとなる空間作りに取り組んでいます。

これらの取り組みの継続には「文科省 科学研究費」「文化庁 大学における文化芸術推進事業」・「やまなみ文化基金助成事業」に山梨大学の案が採択されスタートしましたが、山梨県立大学(古屋祥子先生研究室)を中心とした地域連携によって実現しています。

山梨県立大学との大学間連携の中では「山梨県立大学地域研究交流センター 地域研究事業」・「山梨大学教育学部 学内戦略経費」採択を受けてきた経緯もあり、山梨県立美術館及び山梨県立図書館、国内外・県内外の施設・学校・団体・個人の協力で継続してきました。

地域に大学の研究資源を活用いただき、ともに学んでいくためにこのHPで活動の断片ではありますが、紹介をしたいと考えています。